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コンティネンタル AGとシーメンス VDO オートモーティブ AG、グローバル市場における最先端自動車部品サプライヤー設立に向けて合併

本プレスリリースは2007年7月25日、ドイツ・ハノーバーで発表されたプレスリリースの抄訳です。

  • コンティネンタルAGの歴史における最大の買収は、将来的に優れた見通しが開かれることを示す
  • シャシー、安全技術、パワートレインシステム及びインフォテインメントに関して比類のない競争力を獲得
  • 両社の技術革新能力と最高技術による広範な製品ポートフォリオの融合
  • 統合過程においては社員の想像力が不可欠
  • 「公正な買収価格となった」とウェネマーは述べる – 魅力的な資金条件

ハノーバーに本社を置くコンティネンタルAGは、136年の歴史の中で最大の買収を実施し、厳しくもあり、それでいて豊かな機会を生み出すという将来のグローバル市場における、卓越した可能性に向けて自らへの投資を行いました。コンティネンタルAGはベルリン/ミュンヘンを拠点とするシーメンス VDO オートモーティブ AGをシーメンス AGから114億ユーロで買収します。これにより、コンティネンタルGは業界上位5社の中に位置づけられることになります。ミュンヘンのシーメンス AGとハノーバーのコンティネンタルAGのそれぞれの監督委員会は、いずれも水曜(訳文注:725日)にこの買収への同意を表明しました。この買収の実施には、管轄の独占禁止法当局からの承認が前提条件となっています。2006年の時点で、コンティネンタルAGとシーメンス VDO オートモーティブ AGを合計した売上高は約250億ユーロに達し、世界中に約14万人の従業員を擁しています。

ワード形式のプレスリリースはこちらからダウンロードできます。(本文は英語となります)

コンティネンタルAGの取締役会長マンフレッド・ウェネマー(Manfred Wennemer)は次のように述べています。「それぞれ豊かな伝統と強大な能力を持つコンティネンタルAGとシーメンス VDO オートモーティブ AGは、ともに自動車部品供給という分野において世界的なトップ企業を創設するという貴重な機会を獲得しました。両社の力を合わせ、革新的な能力を結集し、また安全技術、シャーシ、パワートレインシステム、およびテレマティクス/インフォテインメントといった主要分野におけるリーダーとしての位置付けと方向性を揃えることにより、国際的な競争に打ち勝ち、業界のあらゆるメガトレンドから利益を享受することを可能とする確固たる地位を占めることになります。今回のタスクが与える影響の大きさについては十分に承知しています。真のパートナーシップ精神に基づいて2つの会社を統合するという難しい作業過程においては、高度な柔軟性、創造性、および変化をもたらすことへの意欲がすべての面にわたって不可欠です。両社の献身的な従業員による創造性を通じ、この合併プロジェクトに成功がもたらされると確信しています。」

この買収によって、コンティネンタルAGは、移動をより安全に、より快適に、そしてより環境に適合したものにするという考えに合致したものだけを、車を運転する方々に提供すると同時に、価値創造を伴う成長戦略を積極的に推し進めます。

「コンティネンタルAGは、シーメンス VDO オートモーティブ AGを買収することにより、包括的で統合されたシステムサプライヤーになるという進化に向け、とるべき次の一歩を踏み出したことになります。このプロセスは1998年に実行されたテーベス社(Teves) の買収によって始まりました。これはテミック社(Temic)とモトローラ社(Motorola, Inc.)の自動車用エレクトロニクス事業の買収を通じてさらに進められ、今回のシーメンス VDO オートモーティブ AGの買収によって頂点に達しようとしています。したがって、合併後の新しいコンティネンタルAGは、知的かつ創造力に富んだ将来のモビリティを目指し、自動車業界にとってさらに力強いパートナーになろうとしています。」とオートモーティブシステムズ部門担当取締役であるカール - トーマス・ノイマン(Dr. Karl-Thomas Neumann)は述べ、新しいコンティネンタルAGの持つ優位性を次のように強調しました。

  • ドライバーの補佐、環境センサー、テレマティクス、および電子式ブレーキなどのシステム技術に関するノウハウが結集されることにより、パッシブおよびアクティブな車両安全技術が統合され、またそれによって生まれる革新的なシステムからは、交通のコントロールや事故防止といった分野において新たな基準が打ち立てられます。
  • 自動車業界のお客様との密接な協力を通じ、コンティネンタルAGは電気モーターからハイブリッド技術、エンジン、トランスミッション管理システムに至るパワートレインシステムの分野におけるイノベーションリーダーという地位を活用し、CO2 排出削減における世界的な目標を達成する上で決定的な前進を遂げることができます。
  • テレマティクス分野の世界のトップ企業によるインテリジェントな連携と、インフォテイメントシステムや計器パネルコントロールに関する競争力を通じ、OEM企業のお客様やエンドユーザの皆様に対してより広い範囲の利便性を提供することができます。

「同時に欧州、北米、およびアジア市場における位置付けを大きく拡大しています。さらに技術革新に関するシナジー効果やトップクラスの品質、効率の改善、バランスの取れた製品ポートフォリオなどが一体となった理想的な結びつきも作り上げようとしています。これは将来的に主要な市場セグメントでの大きなトレンドから、お客様、株主、および従業員にとって最大の利益となるメリットを生み出すものとなると確信しています。」とウェネマーは強調し、次のようにいくつかの例を挙げています。

  • 包括性を増す規制や世界中の運転者からの要求により、パッシブおよびアクティブな車両安全技術のコンポーネントとシステムの市場は大きく拡大します。
  • 世界中で燃料消費と排出に対する基準が厳しくなり、また、消費者からの希望や要求により、従来型のエンジンとハイブリッド技術や高エネルギー効率のバッテリーシステムについても、環境に負荷をかけず、気候変動の原因とならないパワートレインシステムの需要が拡大してきています。
  • 車両間で交わされるデータ量と情報が急激に増大している中、ドライバー、およびインフラの間でインフォテインメントとテレマティクスの分野におけるネットワークシステムや関連製品の市場が新しく生まれ、また急速に拡大しています。
  • 手頃な価格帯の自動車の需要は、今後数年にわたって世界中で2桁の成長を遂げると予想されています。これにより恩恵を享受するのは、簡易なソリューションも含めた、一体化されたシステムを供給できるサプライヤーです。

「買収に関して合意された価格は、2010年の時点で最低17,000万ユーロのレベルに達すると予想されている正味のシナジー効果、および今回の買収に伴う約1億ユーロの国にとっての税収減にはつながらない節税効果などの経営や戦略面での将来的な利点を計算に入れた場合には適正であり、かつ公正なものとなっています。これらの可能性をできるだけ早期に、積極的かつ効率的な手段で実現したいと望んでいます。」とウェネマーは強調しています。今回の統合は短期間に行われる予定です。その点に関しては、コンチネンタルAGは、過去10年にわたる、テーベス、テミック、およびモトローラの各社だけでなく、フェニックス社(Phoenix)を含めた統合の成功事例を活用することができます。

管轄の独占禁止法関連当局からの承認を前提条件として、全ての手続きは2007年第4四半期末以前には完了の見込みです。統合は2009年末までに完了し、その大部分は来年にも完了の予定です。「このプロジェクト全体としての遂行には、リストラクチャリング作業も当然必要となります。この点では、シーメンス VDO オートモーティブ AGがシーメンスの経営下において作成した計画がまず早急に実施されます。」とウェネマーは述べています。

ウェネマーは同時に、両社の従業員と従業員代表に対し、今後の統合とリストラクチャリング作業を進めるにあたり、労使間共同決定の範囲内において積極的かつ建設的な役割を果たすことも求めています。

「公正な解決策に共同で到達することを望んでいます。提案、質問、およびどのような条件案にも対応し、個々の従業員が方向性を見失うことがないよう、できる限りのことを行います。この対話を進め、統合を可能な限りスムーズに実施するとともに、リストラクチャリングの影響を社会的に受け入れられる形に収めて参ります。」

コンティネンタルAGの財務担当取締役であるアラン・ヒッペ(Dr. Alan Hippe)は、買収金額の資金調達に問題はないと強調し、次のように述べています。「シーメンス VDO オートモーティブ AGの買収に伴い、コンティネンタルAGの資本構成はより効率的なものになると期待されます。金融機関とはすでに魅力的な条件を交渉できています。発表にもある通り、常にBBBまたはBaa2の堅実な格付けを維持するという当社の目標を達成できる資金調達パッケージを確保できました。コンティネンタルAGは現在BBB+Baa1と格付けされており、この点に関して格付機関との密接な連絡を継続して参ります。このパッケージは主として株式を担保にした借入から構成され、さらに自己資本の強化を目的とした他の手段によりバックアップされます。」

またウェネマーは次のように強調しています。「コンティテック(ContiTech)とタイヤ部門のどちらの売却も計画していません。」将来的な組織構成に関しては、ウェネマーは従来通り、お客様と市場を中心とした企業が構築されるよう効率的かつ効果的に事業を運営するとし、次のように述べています。「事業部や部門での、真の意味での経営的な方向性に関しては何も変りません。逆に従来よりもさらにはっきりとした形になっていきます。」

コンティネンタルコーポレーションはブレーキシステム、シャシーコンポーネント、エレクトロニクス、タイヤ、エラストマーにおける自動車関連部品のリーディングサプライヤーです。2006年度の売上は149億ユーロ、全世界で87000人の社員を擁しています。

  • 本プレスリリースはContinental Aktiengesellschaftにより、「シーメンス VDO買収の合意」のみを目的として2007725日に作成されました。
  • これについては独立した検証は行われていません。これはコンティネンタルAGが発行する株式またはその他の証券を購入または予約するためのオファー、招待、または推奨を構成するものではなく、またそのいずれの部分も何らかの契約または約束の基盤、またはそれに関連する根拠となるものではありません。
  • したがってContinental Aktiengesellschaftもそのいずれの関連会社、顧問、または代表者も、本文書またはその内容を使用したことによる、または(過失か否かを問わず)本文書に関連して発生したその他のいかなる損失についても一切の責任を負いません。
  • この表示には将来の推移およびコンティネンタルAGに対するその影響に関する当社の確信と期待に関する表明を含め、仮定、推測、予想、およびその他の将来のできごとに関する表明が含まれています。これらの表明は、現時点でコンティネンタルAGの経営陣が入手可能な計画、推測、および見通しに基づくものです。したがっていかなる表明もそれが行われた時点でのみ有効であり、新しい情報や将来のできごとを反映してそのいずれも公に更新するという義務は一切負いません。さらに、経営陣はこれらの表明とその下敷きとなる確信や期待が現実的なものであると考えていますが、期待されている推移や影響が実際に発生するという保証を行うことはできません。実際の推移は多くの要因により、ここに表明されている期待から大きく異なったものとなる可能性があります。このような要因にはたとえば全般的経済状況や事業環境の変化、為替レートや金利の変動、競合製品の投入、新製品やサービスが受け入れられないこと、およびビジネス戦略の変更が含まれ、ただしこれらには限定されません。

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